2018/04/28
軍艦島
先日、穏やかな海と天候に恵まれ長崎県の軍艦島へ上陸してきました。(^-^)v
「軍艦島」は長崎港の南西およそ19kmの海上にある島の俗称で、正式には「端島(はしま)」と言うそうで、江戸時代末期に石炭が発見され、その後明治23年から本格的に海底炭坑として良質な石炭を多く供給し、日本の経済を支えてきた歴史的な島です。
幅160m、長さ480m。東京ドームのグラウンドおよそ5個分という小さな島ながら、最盛期には5,200人もの人々が住み、当時の人口密度は世界一とも言われました。
小中学校のほか共同販売所、映画館や料理屋、娯楽場、病院など最先端の技術と
都市機能を持つ炭鉱都市として栄えましたが、国のエネルギー転換政策を受けて昭和49年に閉山。
すべての島民が島を去ることになりました。
近年、海外の映画やテレビドラマ、ミュージックビデオのロケ地として使用されることで新たに脚光を浴び、また、かつての島民らが「自然との共存を考える島」として軍艦島を保存する活動を行っており、2015年には「明治日本の産業革命遺産」の一部として、世界文化遺産に登録され、年間22万人もの観光客が訪れる人気のスポットになっています。
炭鉱の島へタイムスリップし、日本の近代化を支えた石炭産業の歴史を学び、三菱財閥の凄さを感じました。
また、エネルギー革命による時代の変化の儚さを同時に感じます。m(__)m…。。
#世界文化遺産
#当時人口密度世界一
#日本初の鉄筋コンクリート造り